葬儀なんてこわくない!

弔電文例集

・弔電の文例集(定型文)

実際にご遺族に届く弔電を毎日のように読み上げている司会者の立場で、多くの弔電に使用されているごく一般的な文面を紹介してみます。
以下にあるような文面であると、まず失礼はありません。

  • ご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げます。
  • ご訃報に接し、心から哀悼の意を表します。
  • ご生前のご厚情に深く感謝するとともに、心からご冥福をお祈り申し上げます。
  • ○○様のご逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申し上げますとともに、心からご冥福をお祈りいたします。
  • 突然の悲報に接し、悲しみにたえません。安らかにご永眠されますようお祈りいたします。
  • ご逝去の知らせを受け、ただただ驚いております。ご生前のお姿を偲び、心よりご冥福をお祈りいたします。
  • いつまでも、いつまでもお元気で長生きしてくださるものと思っておりました。在りし日のお姿を偲び、心からご冥福をお祈りいたします。
  • ○○様のご逝去の報に接し、ご家族の皆様のお悲しみをお察し申しあげますとともに衷心より哀悼の意を表します。
  • ○○様のご逝去の報に接し、ご家族の皆様のご心痛はいかばかりかと拝察いたします。謹んでお悔やみ申し上げますとともに、心からご冥福をお祈りいたします。
  • 突然の悲報に接し、驚いております。残されたご家族の皆様のご心情をお察しし、すぐにもお慰めに飛んでまいりたい気持ちですが、遥かな地よりご冥福をお祈りいたします。
  • ○○様の突然の悲しいお知らせを受け、心からお悔やみ申し上げます。弔問かなわぬ非礼をお詫び申し上げますとともに、遥かにご冥福をお祈りいたします。
  • ご逝去の報に接し、ご家族の皆様のご心中お察し申し上げます。お力落としをお慰めするすべもなく、ただただ、安らかなるご冥福をお祈り申し上げます。

…と、このようなパターンをうまく組み合わせて弔電の文面を考えてみてください。


・弔電の文例集(オリジナル)

上で紹介した一般的な定型文に、何か一言だけでもオリジナルの文章を盛り込むことで、ご遺族の心に届く特別な弔電になるのではないかと思います。

  • ○○様には公私とも大変お世話になり感謝の気持ちでいっぱいです。
  • ○○様の残されたご功績の偉大さに、心から敬意を表したいと存じます。
  • ○○様からいただいた数えきれないほどの思い出は、今も変わらず胸の中に生き続けております。
  • 昨年お会いした際はいたってお元気でいらしたので、突然のお知らせに驚きを禁じ得ません。
  • ともに過ごしたかけがえのない日々の思い出に、心からありがとうの思いをお伝えしたいと存じます。
  • ○○様が残された多くの教えを糧に、ご家族の皆様が悲しみを乗り越え力強く歩まれますことを、お祈り申し上げます。
  • ご生前中はお世話になるばかりで、これから少しでも恩返しをさせていただこうと思っていた矢先でした。
  • 長きにわたり本当に良くしていただいた○○様のやさしい笑顔が、今もまぶたの裏にはっきりとよみがえってまいります。
  • ○○様からいただいた温かいお言葉と明るい笑顔は、宝物としていつまでも心の中で大切にしていきたいと存じます。

…などなど、これらの一文を上述の定型文にうまく組み合わせてオリジナルの文面を考えてみてください。少しでも参考になれば嬉しいです。


・故人の呼び名について

弔電は、基本的には葬儀の喪主を務める方宛てに打つものです。
ですので、弔電の文面にある「○○様」のところには、喪主からみた故人の続柄を使用します。もちろん故人名でもかまわないです。
故人が喪主のお父さんなら「ご尊父様」とします。
以下に続柄の敬称をまとめましたので、参考にして下さい。

  • 夫:ご主人様、旦那様
  • 妻:ご令室様、奥様
  • 父:ご尊父様、お父様
  • 母:ご母堂様、お母様
  • 祖父:ご祖父様
  • 祖母:ご祖母様
  • 息子:ご子息様、ご令息様
  • 娘:ご令嬢様、お嬢様
  • 兄弟:ご令兄様、ご令弟様
  • 姉妹:ご令姉様、ご令妹様
  • 夫の父:お舅様
  • 夫の母:お姑様
  • 妻の父:ご岳父様
  • 妻の母:ご岳母様

ただ、義理の父母については、義理と分かっていても「ご尊父」「ご母堂」とされていいと思います。


・使うべきではない言葉について

葬儀という場では遺族の哀しみに考慮し、使うべきではない言葉が存在します。
それが『忌み言葉』です。
弔電の文面の中に忌み言葉は使わないように配慮しなければなりません。
『忌み言葉』がどんな言葉かというと、
「重ねて」「続けて」「再び」「繰り返し」
など、今後も不幸事が続きそうな印象を持たせる言葉。
さらに、
「かさねがさね」「たびたび」「くれぐれも」「かえずがえす」
など、言葉を重ねた単語も、不幸が重なる印象を持たせる言葉なので相応しくありません。
その他にも、死を直接的に表現する言葉はご遺族を傷付けることになるので、使うべきではありません。
「死ぬ」「死亡する」「朽ちる」「倒れる」など…
「死ぬ」という言葉なら「ご逝去」と言い換える配慮が必要です。

また、忌み言葉以外に、宗旨によっても使うべき言葉・使うべきでない言葉があります。
葬儀でごく一般的に使われている言葉「冥福」「往生」「成仏」などは、 どれも仏教に関連する言葉であるため、神式やキリスト教での葬儀の場合には相応しくありません。


以上の注意点などをふまえ、
弔電を打つ準備が出来たらぜひこちらのネット電報をご利用になってみてください。

こちらのサイトの弔電文例集はすごく充実しています。
私も参考にさせていただきました。安心しておすすめ出来ます。



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