葬儀なんてこわくない!

葬儀社選びより担当者選び?

葬儀社で働いていて日々思うことがあります。

「そこの葬儀社っていい?」と、よく知人に聞かれたりするのですが、
いつも答えに困ってしまいます。
「いい時もあれば、よくない時もある。」
という曖昧な答えを出すのがせいいっぱい…

なぜだと思いますか…?

一つの葬儀社の中でも、
たくさんいるスタッフそれぞれの個性によって、
まったく違う内容の葬儀になることが多々あるからです。


要するに、
納得のいく葬儀をするために最も大切なことは、
葬儀社選びよりも担当者選びなのだ
と、
私は日々思っているのです。


葬儀場で働いていて、
毎日、様々な葬儀の現場を目にしているのですが、
やはり誰が葬儀を担当するかによって、
同じ葬儀社が提供する葬儀でも、驚くほどに差が出てきます。

同じ葬儀社で、同じような教育を受けてきていたとしても、
やはりその人それぞれの個性、こだわりは仕事内容に現れてくるものです。

例えば、
あるスタッフは「立派」で「厳粛」な雰囲気の葬儀をプロデュースするのが得意で、他のあるスタッフは「アットホーム」で「和やか」な雰囲気の葬儀をプロデュースするのが得意…
という個性の違うスタッフが存在するのは、ごく普通にあること。
また、
あるスタッフはお客さんのことを真剣に考えて葬儀をするけど、
他のあるスタッフは自分の売り上げ成績のことしか考えずに葬儀をする…
そういう残念なスタッフが存在することも、現実。

なので、
「あそこの葬儀社で葬儀をしたんだけど、とっても親切だったわ。」
という噂を聞いたとしても、
もしかしたら、葬儀社が良かったのではなくて担当者が良かったのかもしれません。
そういうことは起こり得ることなのです。

・良い担当者に出会いたい

願わくば、
真剣にお客さんのことを考え、思い描くような葬儀を実現してくれるようなスタッフに自分の葬儀を担当してもらいたいものです。

どうやったら、そんなスタッフに出会えるのでしょう…

1:親戚の葬儀に参列した時に出会う
親戚の葬儀に参列するのは、良い葬儀社・良いスタッフを探す絶好のチャンスの場でもあると思います。
実際の葬儀の現場でも、
「今日はええ葬式じゃったなぁ、ワシの時もたのむわー!!」
と言われる親戚の方はいらっしゃいます。
基本的には、担当者は通夜から葬儀・告別式を通してずっと遺族のお手伝いをしてくれています。
遺族だけでなく、親戚の皆さんとも話をする機会は多いと思います。
もし、担当者が手が空いているタイミングを見つけたら、
積極的に話をしてみるといいと思います。
一応、仕事中なので長話は出来ませんが、
ちょっとした会話の中で人柄は伝わってくることと思います。

2:見学会、事前相談で出会う
葬儀に参列する機会は、それほど頻繁には無いと思います。
葬儀の機会が無いなら、葬儀社の見学会に出掛けてみましょう。
そこでいいスタッフに出会えるかもしれません。
もしも、「ここは式場はとっても素敵なんだけど、スタッフがちょっと…」
と思うことがあったら、別の日にもう一度行ってみてはどうでしょうか。
すると、別のスタッフが対応してくれるかもしれません。
「この前のスタッフよりずっと優しい!この人で決まり!」
こういうことは実際に起きています。
しかし、注意しなければいけないこともあります。
葬儀社の中には、
見学会で対応をするスタッフは、
葬儀を実際に取り仕切っているスタッフではなく、
営業だけを担当しているスタッフであることもあります。
そうなると、いくらそのスタッフが良くても、
実際に葬儀をしてもらうわけにはいかないので、参考にはなりません。
「葬儀を担当出来る人に説明を聞きたい」と申し出てみるとよいでしょう。

3:経験者から紹介してもらう
例えば、
「このまえ葬儀をしてもらった、○○葬儀社の□□さん、とっても親身にやってくれたわ。」
そういう話を知人から聞くことが出来たら、その葬儀社・その担当者を紹介してもらうことも出来るし、とっても近道です。
「このまえ葬儀をした○○葬儀社、良かったわよ。」
これだけの情報では、葬儀社だけの評価なのか、担当者の評価なのかわからないので、 少し突っ込んで聞いてみましょう。
ただ、「スタッフはどうだった?」と聞いてみたところで、
「…さぁ、どんな人だったかしら…?」と、
印象が曖昧な場合もよくあるので、そういう場合は
まぁ、可もなく不可もなく…といったレベルのスタッフだったのでしょう。

・良い担当者に出合えたら

色々とリサーチしていった結果、
この人になら全部任せられる!というスタッフに出会えたなら、
そのスタッフに事前相談をしてもらい、
さらに忘れてほしくないのは、

実際の葬儀の時には、そのスタッフを指名したいとハッキリ伝えておくことです。

わざわざ事前相談したんだから、
葬儀の時もそのスタッフに担当してもらえるのが当然だろう、と
考えてしまいがちですが、
残念ながら、いざ葬儀の時になると別の担当者が現れたりするのです。
『事前相談=担当者の指名』ではないのです。
きちんと担当者を指名することを、どうか忘れないでください。

「□□さん指名でお願いします!」
葬儀屋さんだって、人間です。
お客さんに指名していただけると「よし!頑張らなくては!」と思うものです。
担当者を指名すると、
「もしものことが起きても、この人がちゃんとやってくれるから大丈夫」
という安心感を得られるだけではなく、
葬儀屋さんの人情に訴えかけ、
誠意のある葬儀をしてもらえることに近づけるのです。


究極の葬儀社選びです。

葬儀をする

1:臨終から葬儀まで
葬儀一連の流れ
2:葬儀社選び
どんな葬儀社がある?
葬儀社の大・小
互助会について
見学会に行こう
事前相談をしよう
経験者に聞こう
担当者選び
3:葬儀の見積もり
葬儀で要るもの、決めること

葬儀へいく

1:準備編
服装,香典,弔電...
2:通夜編
通夜での作法...
3:葬儀・告別式編
葬儀での作法...
4:作法編
焼香,供物,献花...

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