出席できない場合
訃報を受けたのだけれども、その日はどうしても外せない用事がある…、
または遠方すぎて駆けつけるのがちょっと困難…。
そんな場合は…
・お香典を預ける
時間的にどうしても伺えない場合、葬儀に出席する知人にお香典を預けることが出来ます。
預かった方は、受付であなたの代理として記帳して下さるので、
表書きの名前ははっきりとキレイな字で書いておかないと迷惑になります…。
実際に現場で見ていると、受付係の方に「預かってこられた方の分も記帳して下さい」って言われて、「すいません、住所がちょっとわからなくて…」と困ってる様子をよく見かけます。
中包みだけでなく、表書きにもしっかり名前&住所を書いておいてあげるのが優しさですな。
・後日、改めてお参りに伺う
なにも、葬儀の日に絶対に提出しなければならないものではありません、お香典は。
葬儀の日には予定が空けられなかった分、
後日改めてご自宅の方へお参りに伺うといいと思います。
しかし、いくら遅くても49日までの間にお伺いしないと、遅過ぎると思います。
49日の法要で一般的には納骨もしますし…。
葬儀を終えたばかりのご遺族の方々はあれこれと雑務に追われてお忙しいので、事前に連絡して自宅にお参りに伺いたい旨をきちんとお伝えしておきます。
ご自宅にはご遺骨が安置されている祭壇が飾ってあるので、そちらにお香典をお供えし、お線香をあげてお参りします。
このように、後日伺いに来られる方がいらっしゃることはご遺族の方も承知の上ですので、ちゃんと香典のお返しも自宅に用意してあることですし、まったく迷惑にはならないと思います。
葬儀の当日に参列するのももちろん大事なのですが、
こうして後日改めて伺うと、葬儀当日では絶対に不可能な、ご遺族とのゆったりした会話が可能です。
葬儀では本当に、いや本当にみなさんバタバタしてらっしゃるので。
・お供えのお花を届ける
当日、参列できないあなたに代わって、
お花屋さんが遺族へお供えのお花を届けてくれるサービスがあります。
こういうサービスを使うのも賢い方法だと思います。
個人的には、アレンジメントより花束がおすすめです。
なぜなら、花束をお供えとして葬儀に持参される方は、実はあまり多くないのです。
その分、きっとあなたからお供えの花束が届けば、遺族の印象には強く残ることと思います。
遺族の方々が、いただいて嬉しいお供えはやはりお花が一番です。
言葉は悪いですが、お花は燃やすことが出来る物なので、
故人の柩に入れてさしあげて、天国まで持って行っていただくことも出来ます。
また、お花のお供えは、葬儀の式場をいっそう華やかに演出することも手伝います。
お花のお供えは、それぞれの葬儀場でも注文は受けていますが、葬儀場に頼むより一般のお花屋さんに注文する方が、見栄えも豪華ですし、価格もリーズナブルです。
葬儀場で売っているお供えは、もちろん葬儀場の儲けも含まれてますからね。
お花のお届けサービスをしてくれる花屋さんを挙げてみました↓
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「日比谷花壇」 老舗お花屋さんの上質な花をお届けしましょう。
11:00までの注文で翌日配送。 |
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「e87.com」 『お急ぎオーダー』12時までのご注文で翌日のお届けが出来ます。 |
・弔電を打つ
葬儀・告別式の中で必ずといっていいほど組み込まれているプログラムに
「弔電披露」があります。
様々な理由で葬儀には出席できない方々から弔意の電報が届き、それらを告別式の中で司会者から紹介するのです。
多くは、故人や喪主の会社関係からのものが目立ちますが、もちろん、友人関係の方や、遠くに住んでる親族の方からも届きます。
電報といえば、やはりNTTの115番が昔からポピュラーですが、それ以外にも、郵便局のレタックスやネット電報も利用されているようです。
個人的におすすめなのは、ネット電報。
今こうしてインターネットでホームページ見て葬儀知識を得た後は、そのままネット電報のサイトへアクセスするだけですし。お気軽です。
私は実際に葬儀で司会をしているため、毎日のように弔電を読み上げているので分かるのですが、最近はNTTの電報だけでなくネット電報も増えてきています。
時代の流れですね…。
ネット電報サービスにはたくさんのサイトがあるのですが、
私が現場で実際に見たことがあるのは、ココの電報↓
実際によく使われているサービスなので、安心しておすすめ出来ます。
NTT、レタックス、ネット電報、
それぞれ特徴があり、申込の仕方や利用金額にも違いがあるので次のページに、弔電について詳しくまとめてみました。
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