葬儀なんてこわくない!

通夜ぶるまい

・通夜ぶるまいってなに??

通夜の読経、焼香が終わると、別室にてご遺族側から弔問客のみなさんに、食事やお酒を振る舞われる「通夜ぶるまい」が始まります。
しかし、この「通夜ぶるまい」の行い方は地方による違いが非常に大きいです。

私が働いている地方では、通夜ぶるまいは親族だけが席につき、一般の弔問客は饅頭やお菓子、砂糖の詰め合わせ、お茶、などなどのお返しの品をもらって、通夜振る舞いの食事の代わりとする、という形をとります。

また、それぞれのご遺族の考えによっても通夜ぶるまいの形は変わってきます。
実際に「通夜」=『一晩、夜を徹して故人を見守る』人たちだけ、ごくごく近い親族の人たちだけで、通夜ぶるまいの席をもうける、ということもあるみたいです。
他にも、一般の弔問客にも席についてもらうけれど、そのメンツはごく親しい、事前に声をかけた方だけにする、ということもあるみたいです。

要するに、自由です。
ご遺族の意向によりけりです。

・参加すべきか、否か??

以上のように、通夜振ぶるまいの形には様々な種類があり、それによって、参加すべきか否かも違ってきます。

一般弔問客が通夜ぶるまいの席につくのが当然という地方なら、少しでも食事に箸をつけるのが作法ですし…。
逆に、一般弔問客は通夜ぶるまいの席にはつかない地方なら、いつまでもダラダラと待たず、早々に失礼しなきゃご遺族も疲れるばかりです。
その場の空気をよむことが大事です。

通夜に参列する一般弔問客としては、ご遺族や葬儀場スタッフからの案内があれば通夜振る舞いの席につき、特に案内がなければそこで散会、と理解すればいいのではないかと思います。

実際にこんなことがありました。
その日のご遺族は通夜を内々だけで済ませるつもりで準備をしており、弔問客への接待など全く用意していませんでした。
もちろん、通夜は内々で済ませる、という旨はみなに伝えていました。
にもかかわらず、
場の空気の読めない弔問客たちがどんどん押し掛け、おまけに読経・焼香が終わった後にも「この後は通夜ぶるまいがあるだろう」と勝手に思い込んでいつまでも帰らず、ご遺族を大変困らせていました。
結局、ご遺族はコンビニに走り、簡単な食事やお菓子などを弔問客に振る舞っておられました。
なんということでしょう。
一番、悲しみにくれ、一番、疲れているご遺族にこれだけ気を遣わせるとは!!
・・・・
通夜ぶるまいの案内が特に無い場合には、その意思を汲んでそそくさと失礼しましょう。

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