出棺
・出棺までの流れ
故人とのお別れが終わると出棺です。
喪主をはじめ、遺族の方それぞれが位牌や写真などを持ち、
そしてそれに続き、遺族の手により抱えられた柩が霊柩車へとご移動されます。
喪主からの挨拶は、式場内ではなく、出棺前のこのタイミングで、霊柩車の横でされることもあります。
屋外で挨拶されるとどうしても騒音が多く、挨拶が聞き取りにくいこともあるので、個人的には式場内で挨拶される方が落ち着いて出来るのではないかなー…とは思いますが…。
屋外なら式場に入り切れなかった会葬者の方にも聞くことが出来るというメリットもありますが。
遺族・親族のみながそれぞれ火葬場へと向かう車に乗車し、準備が整うといよいよ出棺です。
霊柩車のクラクションの音とともに、火葬場へ向けて出発です。
手を合わせ、静かに故人のご冥福を祈りながら見送りましょう。
霊柩車を見送った後は、散会です。
開式から出棺まで、一時間程度で終了予定です。
せっかく葬儀・告別式に参列するなら、
この一時間くらいはどうにか都合をつけて、最後まで見送ってもらいたいと思います。
・火葬場へ着いて行ってもいい?
さて、霊柩車が火葬場へと出棺するその瞬間、
「ついにこれで最後か…」という雰囲気になりますが、
本当に最後の最後なのは、当たり前ですが「火葬場」です。
火葬場で見送った後はもう本当に故人に会うことは叶いません。
次に対面した時には、ご遺骨となっています。
その、最後の最後のお別れの場、「火葬場」に、一般会葬者はついて行ってもいいのでしょうか?
基本的には、遺族・親族がお供するものですが、
時には、特に親しかった友人の方なども親族と同様の扱いで、
葬場までのお供をお願いし、それ用に車を用意されるご遺族もいます。
また、地域によっては町内の方々も火葬場までお供する習わしとなっていることもあります。
やはり、生前に故人と深い付き合いのあった方なら、
火葬場までお供しても失礼ではないと思います。
ただし、
注意しておかなければならないのは、火葬場までの交通手段です。
遺族・親族用にはタクシーやバスなどの車を用意しているのが普通ですが、
一般会葬者のことまでは考慮されていないことがほとんどなので、
火葬場へ行くと決めたら、自家用車でお供するしか手段はありません。
そして、自家用車で行くとなると、問題になるのが駐車場。
それぞれの地方の火葬場によって違うのですが、駐車場に余裕があるとは限りません。
お供したのはいいが、火葬場の駐車場に停められなかった!
なんてことになるとガッカリですよね。
しかも、自家用車でついて行くとなると、
途中で道に迷ったり霊柩車とはぐれたりする可能性もあります。
そうなると、やっと火葬場についた頃には、すでに火葬が始まっていた…
という事態も当然起こってきます。
意外とリスクが高いのです
…よく考えて、事前に遺族と相談して決めましょう。
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