葬儀なんてこわくない!

玉串奉奠のやりかた

・神道って?玉串奉奠って??

葬儀と言えば、お坊さんがお経を唱えて…というイメージが強いと思いますが、
それは「仏教」での葬儀の場合。
日本には「神道(しんとう)」という宗教もあるのです。
つまり「神道」での葬儀というのも実際に行われているし、
いつかあなたも参列することになるかもしれません。

で、「神道」っていったい何??
…一番分かりやすいのが、神社。
・仏教→寺
・神道→神社
同じものではないのです。寺と神社は。
混同しがちなのですが、
仏教は仏さま、神道は神さま。同じものではないのです。

神道の葬儀では、いったいどのようなことをするのか。
イメージしやすいのは神社で「おはらい」などをしてもらう、あの感じです。
神官さんが大榊をばさぁーばさぁーと頭の上で振ったり、祝詞(のりと)を読む、アレです。
では、仏教の葬儀にある「焼香」に代わる作法はどういうものか。
それが「玉串奉奠(たまぐしほうてん)」
または「玉串拝礼(たまぐしはいれい)」と言われるもの。
神道の葬儀に参列する機会はめったにないため、多くの方が作法に戸惑われます。
そのため、分からなければ素直に葬儀場スタッフに聞けばいいのです、
何も恥ずかしいことはありません。
神道の葬儀での場合は作法のやり方を示した案内看板を用意してくれている葬儀場もあります。

・玉串奉奠のやりかた

・自分の番になったら前へ進み、喪主の前まで行ったら喪主・遺族らに軽く一礼します。
 ↓
・神官さん(または葬儀場スタッフ)から、玉串(榊の木)を受け取ります。
 ↓
・受け取る際は、右手で榊の根元を上から持ち、左手で榊の葉を下から支えます。
 胸の高さで、左手側の榊の葉の方をやや高めにして持ちます。
 ↓
・祭壇の前に進み、丁寧に一礼します。
 ↓
・玉串を時計回りに90°回転させ、両手で榊の根元を持ち、祈念します。
 ↓
・右手で榊の葉を下から支えて玉串をさらに時計回りに180°回転させ、
 榊の根元を祭壇側に向けます。
 ↓
・両手を添えて玉串を祭壇前の玉串案の上に静かに置きます。
 ↓
・祭壇に向かい、二回礼をし、音をたてないように二回拍手 をし(忍び手という)
 最後に一礼して下がります。
 ↓
・席に戻る前に、再び喪主、遺族らに軽く一礼します。

「音をたてないように拍手」とありますが、
初詣などで神社へ行ってお願いごとをするときには、
パンパンと音をたてて拍手しますよね。
これが葬儀では、両手を打つ寸前に止めて音をたてないようにするのが作法なのです。

また、ここでは2礼・2拍手・1礼と紹介しましたが、
これもそれぞれの神社・宗派により異なります。
4回も拍手しなければならない作法もあり、ちょっと大変です。

葬儀へいく

1:準備編
服装,香典,弔電…
2:通夜編
通夜での作法…
3:葬儀・告別式編
葬儀・告別式での作法…
4:作法編
お悔やみの言葉
焼香のやりかた
玉串奉奠のやりかた
献花のやりかた
故人に会いたい
お供えもの(1)
お供えもの(2)
ご自宅での葬儀

葬儀をする

1:臨終から葬儀まで
葬儀一連の流れ
2:葬儀社選び
葬儀社を選ぶポイント
3:葬儀の見積もり
葬儀に要るもの,決める事

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