葬儀なんてこわくない!

・ご自宅での葬儀について

・ご自宅での通夜、葬儀・告別式

葬儀場での葬儀が増えてきているこの頃ですが、もちろん、まだまだご自宅での葬儀をされる地方もあります。
私の働いている地方ではだいたい10%くらいの割合で、ご自宅で葬儀を行っています。
葬儀場で葬儀をした方が便利がいいことはわかっている、
けど、やっぱり、
最期は長い人生を過ごした自宅から送りだしてあげたいとの思いがあるのです。

葬儀場のメリットも、自宅のメリットも、なんとか両方とも取り入れて葬儀が出来ないか…
そんな思いを実現させるのが、
通夜をご自宅で行い、翌日の葬儀・告別式は斎場で行うというやりかたです。

お通夜を自宅で行って、その夜はそのまま自宅で過ごし、
翌朝、故人はご遺族らととも葬儀場へと向かい、そこで葬儀を行うのです。

さて、この場合、
一般の参列者は通夜は自宅、葬儀・告別式は葬儀場、と、
それぞれの日で足を運ぶ場所が異なるために少し戸惑うかもしれません。
通夜は自宅で行うのに間違えて葬儀場に来てしまったり、
葬儀・告別式は葬儀場で行うのに間違えて自宅に行ってしまったり、、、
右往左往される参列者は実際にけっこういらっしゃいます。

訃報を受けた際、よく確認しておきましょう。
それぞれの地方によっては、このようなやり方は一切しないこともあるとは思いますが。

・ご自宅での通夜、葬儀・告別式について

ご自宅で通夜、葬儀・告別式をされる場合、式場となるのは和室です。
はっきり言って親族の皆さんが部屋に入れば、それでもういっぱいになってしまうことがほとんどでしょう。
何十名もの参列者まで部屋に入れるような広い和室を備えた豪邸なんて…ありえない。
となると、
一般の参列者は受付を済ませた後は、庭とか、道路とか、屋外で待つことになります。

私が働いている地方では、
たいていは、庭から見て正面に祭壇を組み、祭壇が見える位置に焼香場を設けてあります。
焼香場はもちろん屋外です。
縁側は開け放してあることがほとんどでしょう。猛吹雪とかでない限りは。
部屋の中には親族が座り、屋外では一般の参列者が焼香する、というスタイルです。

このような場合は、式が始まると屋外の焼香場でも焼香が始まり、受付をすまた参列者が焼香へと進みます。
焼香をすませた後は、そのまま式が終わるのをひたすら屋外で待つか、あるいはもう焼香をすませた時点で失礼することになります。

式が始まると、ご遺族の方々とお話することはまず無理です。
読経中には部屋に入れませんし…。
ご遺族に直接お悔やみ申し上げたいなら、式の始まる前か、終わってからになります。
とは言っても、通夜はともかく、葬儀・告別式が終わってからはすぐに出棺になるので、ご遺族に直接会うことすら不可能です。

ご自宅での通夜、葬儀・告別式で、賢いな!と感じる参列者は、式の始まる前かなり時間に余裕をもって現れ、そこで直接ご遺族とお話され、式が始まると焼香だけしてさっさと帰る方です。
式が始まってから来て、焼香は出来たもののご遺族とは一言も言葉を交わせず、終わるまでじっと屋外で待つことを考えてみて下さい。
特に、真夏や真冬だったら…。
30分〜小1時間…かなり長いです。
疲れます。

ご自宅での通夜、葬儀・告別式の小一時間、
何が何でも参加していなければならないということはありません。
葬儀・告別式では最後には喪主からの挨拶もあるし、出棺もあるので、出来れば最後まで参加された方が丁寧かとも思いますが。
屋外で待つだけで、読経もあまり聞こえてこないし、部屋で何が行われているか見えないし…。
受付を済ませて、お焼香させてもらったら、途中でも退席して構わないと思います。

葬儀へいく

1:準備編
服装,香典,弔電…
2:通夜編
通夜での作法…
3:葬儀・告別式編
葬儀・告別式での作法…
4:作法編
お悔やみの言葉
焼香のやりかた
玉串奉奠のやりかた
献花のやりかた
故人に会いたい
お供えもの(1)
お供えもの(2)
ご自宅での葬儀

葬儀をする

1:臨終から葬儀まで
葬儀一連の流れ
2:葬儀社選び
葬儀社を選ぶポイント
3:葬儀の見積もり
葬儀に要るもの,決める事

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