葬儀準備
朝が来ました。
お別れの一日が始まります。
さて、葬儀までの準備は、主に進行上の打ち合わせが中心でしょう。
式場などは通夜の段階でほとんど出来上がっていますし。
昨夜の内に考えておいた弔電の確認などを、司会者の人と打ち合わせをします。
打ち合わせしておかなければならない事は以下のような点です。
昨夜決めておいた
1:弔電の順番、読み方
2:ご挨拶
3:お料理関係の数
4:出棺時の車の数
そしてさらに
5:お別れの儀のこと
6:釘打ち
7:出棺のこと
などなど
1:弔電を読み上げるのは司会者です。
名前、会社名、肩書き、どれを読み間違えても大変失礼になりますので、
読み方についてはしっかり司会者と打ち合わせしておきます。
届いた数にもよりますが、本文と名前と全部読み上げることは時間的に無理なので、
代表の何通かのみ選別しておき、他は名前だけの紹介になるのが一般的です。
2:ご挨拶は、喪主がすることが多いのですが、
中には他の親族の方が代表でご挨拶されることもあります。
例えば親族の中で挨拶に慣れている、挨拶の上手な人がいれば、
その人に頼むとイイ挨拶をしてくれるでしょうし、
喪主がとても若い方だったり、女性であったりすると、
涙でまともに挨拶が出来そうにない…ということも考えられるため、
他の方にお願いする、ということもあります。
3、4:数の確認はしっかり。
出来れば、数の変更は昨日の通夜後の時点でスタッフに伝えておいてほしいのですが、
どうしても新たに変更があった場合は、早急に伝えて下さい。
それから、
5:お別れの儀についても、よく相談しておきます。
故人に別れを告げる大事な儀式です。
悔いが残っては大変です。
お別れの儀は、その後に出棺が迫り時間が限られているため、
一般の会葬者全員にお花を手向けてもらうことはおそらく不可能です。
なので親族だけでお別れの儀に臨むことがほとんどですが、
それでも、どうしても友人などに参加してほしいなら葬儀社の人に伝えておきます。
また、お花以外に一緒に柩に入れてあげたい物があれば、
用意しておきましょう。
6:お別れの儀が終わり柩を閉じた際、
昔からの風習で柩に釘を打つという儀式があります。
故人が戻ってこないように、あるいは、これでお別れなのだという決別の意味で、
柩に釘を打ち込みます。
これは最近では省略される方が多いです。
あまりにも残酷すぎる行為で、とてもじゃないけど出来ない…と
言われるご遺族がほとんどです。
が、これも地方による差が大きいみたいです。
7:出棺の際には、ご遺族で位牌や写真などをそれぞれ持って行きますが、
この役割分担についても、確認をしておきましょう。
そして、親族の方が火葬場まで乗っていかれる車についても、
出来れば、台数だけでなくて、
誰がどの車に乗るかという点まで決めておければ完璧です。
分からないこと、疑問に思うこと、不安なこと、
ちょっとでも気になることがあれば必ず葬儀社の人に伝えましょう!
ところで、
朝が来て、葬儀・告別式が始まるまでの時間に、
親族の皆さんには「故人との最後の食事」をとってもらうことがあります。
聞くところによると、これも地方による差が大きいようです。
巻寿司や助六、あるいは簡単なお弁当のようなもの…
食事の種類も違いがあるし、そもそも食事があるかないかも違うみたいです。
把握しきれません…
こういう、地域ごとに異なる風習などについては
しっかり葬儀社の人の意見を聞いてみて下さい。
自分が住んでいる地域には葬儀前に食事する習慣なんてないから、
と言って葬儀社の意見を無視していても、
葬儀に参列してくる地元の親族たちは、朝、食事があるつもりで早くから集まってくるのです…
恥をかきますっ!
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葬儀をする
- 1:準備編
- ┣ 一連の流れ
- ┣ 臨終
- ┣ 連絡
- ┣ 死亡退院
- ┣ ご遺体の搬送
- ┣ 安置
- ┣ 枕飾り
- ┣ 見積もり、相談
- ┣ 枕経
- ┣ 湯潅
- ┣ 通夜準備
- ┣ 通夜
- ┣ 最後の一夜
- ┣ 葬儀準備
- ┣ 葬儀・告別式
- ┣ 出棺・火葬・収骨
- ┣ 還骨法要、精進落とし
- ┗ 後飾り、遺骨安置
- 2:葬儀社選び
- 葬儀社を決めるポイント
- 3:葬儀の見積もり
- 葬儀で要るもの、決めること
葬儀へいく
- 1:準備編
- 服装,香典,弔電...
- 2:通夜編
- 通夜での作法...
- 3:葬儀・告別式編
- 葬儀での作法...
- 4:作法編
- 焼香,供物,献花...
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