葬儀なんてこわくない!

葬儀・告別式


さぁ、葬儀・告別式が始まります。

昨夜の通夜の時と同様、30分前くらいから会葬者が集まってきます。

最近の葬儀・告別式では、開式までの時間を利用して、
生前の故人の写真やビデオを放映したり、好きだった音楽を流したり、
故人の人生を振り返るナレーションを流したり…

集まった皆で、故人を偲ぶような演出をすることもあります。
開式前は、なるべく早めに準備を整えて、式場でゆったり開式を待てるように。

葬儀・告別式が開式したら、あとは僧侶の読経が中心となって進行していきます。
たまに、親族にもお経本を配り、一緒に読経するように促すお寺もあります。
読経の途中で、焼香が始まります。
この辺りまでは通夜と何も変わりはありません。

さらに読経の途中で、弔辞が入ることもあります。
弔辞は故人の友人や、会社の上司、同僚など、故人との関係の深かった方からいただきます。
故人への感謝の気持ちや、お別れの言葉、生前中の故人との思い出などを
祭壇の遺影に向かって語ります。
誰かに弔辞をお願いしたい場合は必ず前日までに頼んでおきます。
当日急に「弔辞読んで下さい」って言っても原稿はすぐには出来ませんから…。
しかし、一般的な家族葬では弔辞をいただくことはあまりないです。
会社の役員であるとか、生前にご活躍されていた方の葬儀ではよく見かけます。

そして弔辞に続いて、届いた弔電の紹介もされます。

以上を含めて、読経はだいたい40分前後で終わるかと思います。
宗派によっても、それぞれのお寺によってもやり方はちょっとずつ異なりますが。

僧侶が式場から退場した後に、式場の前方で会葬者へのお礼のご挨拶をします。
あるいは、ご挨拶は出棺前に霊柩車の横でする場合もあります。


そしてこれ以降は、故人との最後のお別れの時間です。
祭壇前に安置されていた柩を式場中央へと移し、柩のふたを開け、
祭壇に飾られたお花やお供えとしていただいたお花を、
みなで柩の中へと手向けてお別れを告げます。

お花の他にも、
故人の愛用していた遺品や、故人への手紙などもあれば、一緒に柩へとおさめます。

最後の最後のお別れです。
しっかりお顔を見てあげて、しっかり感謝の思いを伝えてください。


全身をお花で囲まれた故人を前にして、
いよいよこれでお別れなのだという深い悲しみの気持ちはつのるばかり…

…とは思いますが、
出棺の時間は決められていますし、
外では一般の会葬者の方が霊柩車お見送りまで待ってくれています。

名残惜しい思いはありますが、

皆で柩を閉じて、

お別れのひとときを終わります。

葬儀をする

1:準備編
一連の流れ
臨終
連絡
死亡退院
ご遺体の搬送
安置
枕飾り
見積もり、相談
枕経
湯潅
通夜準備
通夜
最後の一夜
葬儀準備
葬儀・告別式
出棺・火葬・収骨
還骨法要、精進落とし
後飾り、遺骨安置
2:葬儀社選び
葬儀社を決めるポイント
3:葬儀の見積もり
葬儀で要るもの、決めること

葬儀へいく

1:準備編
服装,香典,弔電...
2:通夜編
通夜での作法...
3:葬儀・告別式編
葬儀での作法...
4:作法編
焼香,供物,献花...

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