後飾り、遺骨安置
精進落としの席が落ち着き、親戚の皆さんも帰られたら、
長かった葬儀一連の行事が終わりを迎えます…
葬儀場で最後の精進落としまで全てを行った場合、
自宅に帰宅すると、
まず遺骨を安置する祭壇を用意しなければなりません。
これを「後飾り」と言ったり、49日=満中陰まで飾るので「中陰壇」とも言います。
この祭壇は、もちろん自宅に帰ってきてから用意してもいいのですが、
通夜、葬儀が始まるまでの時間に余裕があれば、
前もって用意してしまうと、全て終わって帰ってきた時に楽ちんです。
どちらでも大丈夫だと思います。
葬儀社の人に相談してみましょう。
祭壇には、
遺骨、お位牌、写真、お花やお膳などのお供え物を配置します。
そしてその祭壇の前に、故人を安置した際に使用した枕飾りのセットを置きます。
この机の上で、毎日線香をあげたりするわけです。
ご自宅で葬儀をした場合には、
葬儀が終わった時点で、葬儀用の大きな祭壇は崩し、この中陰壇を組むのが一般的です。
つまり火葬場から遺骨が帰ってきたら、この中陰壇に遺骨を安置して、
還骨法要を営むわけです。
さて、
葬儀が終わってから遺骨をお墓に納骨する49日までは、
お供えなど、故人への供養をしっかり頑張りましょう。
49日までは故人の魂はこの世でも天国でもない所を旅しています。
天国へ辿り着けるよう故人を励まし、仏様にしっかりと祈る気持ちを忘れずに。
お供え物は毎日必ず新しいものを。
自分たちが食べるものをお供えするといいでしょう。
毎日毎日、故人用のためだけに別のものを準備をするのはやはり大変ですから…。
ただし、自分たちが食べる前にお供えします。それは礼儀です。
お花も定期的に新しいものに変えます。
葬儀社によっては、葬儀後のアフターフォローの意味もあって、
一週間ごとに新しいお花を自宅に届けてくれるサービスをしている所もあります。
49日までは葬儀後の様々な雑務も残っていますし、
一週間ごとに葬儀社の人が訪問してくれるのは、ご遺族にとって何かと役立つことになるでしょう。
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葬儀をする
- 1:準備編
- ┣ 一連の流れ
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- ┣ 安置
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- ┣ 見積もり、相談
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- ┣ 通夜準備
- ┣ 通夜
- ┣ 最後の一夜
- ┣ 葬儀準備
- ┣ 葬儀・告別式
- ┣ 出棺・火葬・収骨
- ┣ 還骨法要、精進落とし
- ┗ 後飾り、遺骨安置
- 2:葬儀社選び
- 葬儀社を決めるポイント
- 3:葬儀の見積もり
- 葬儀で要るもの、決めること
葬儀へいく
- 1:準備編
- 服装,香典,弔電...
- 2:通夜編
- 通夜での作法...
- 3:葬儀・告別式編
- 葬儀での作法...
- 4:作法編
- 焼香,供物,献花...
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