葬儀なんてこわくない!

お料理関係


葬儀の出費の中で、
この「お料理関係」はかなりの強敵です。
来ていただくお客様にふるまうものですから、あまりケチるわけにはいかないし…。
足りなかったら困るから、多めに用意することになるし…。
考えただけでも頭いたい…。

さて、
葬儀一連の流れの中で、お料理をふるまう場があるのは…

 1:通夜ぶるまい
 2:葬儀前
 3:精進落とし


1:通夜ぶるまいの席では、
親族だけでなく一般の会葬者にも席についてもらうことがあるため、
食事をする人数をはっきりと把握することは難しいです。
そのため、一人に一つずつのお膳を用意するのではなくて、
オードブルやなど、少し人数が増えても大丈夫なように大皿料理を用意します。
そして、ビールやジュースなどの飲み物も用意しなければなりません。
親族の中にかなりの酒豪がいるなら注意しましょう…
あとで葬儀社からの請求書を見てビックリしなければならないかも…!

2:葬儀前に食事をふるまうかどうかは、
どうやら地方による差が大きいようです。
私が働いている地方では、この習慣はしっかり残っています。
食事をふるまう相手は、主に親族。
そして、葬儀で受付を手伝って下さる近所の方々も。
巻きずしや、助六(巻きずしといなりの詰め合わせ)、簡単なお弁当のような食事を用意します。
これは通夜ぶるまいと違って、一人に一つずつ用意しなければなりませんので、
何人分必要になるかしっかり数えておく必要があります。
しかし、単価が安いため少し余分を見て注文される方が多いです。

3:精進落としの席では、
食事の席につくのは普通は親族だけです。
したがって、人数を決めることが可能であるかと思います。
一人に一つずつ、5000円〜10000円前後の料理を用意します。
葬儀一連の流れの最後にあたる精進落としの席まで残るとなると、
拘束時間もかなり長くなるので、
最後まで残って欲しい方、つまりお料理を用意する予定の方には、
必ずその旨を事前に伝えておかなければなりません。

「あの人は最後まで残るだろう、あの人はたぶん先に帰るだろう…」
などと、勝手に予想をして料理の数を決めるのはとても危険です。
必ず一人ひとりに伝えておいて下さい。
声をかけられていない方は、遠慮して葬儀だけ出席して帰られる…と思います。
が、予想もしてなかった親族が最後まで残っていて、
料理が足りない!というピンチに陥られる遺族も、実はよく見かけます。
精進落としの席が始まる頃に、「お料理の追加は出来ますか?」と言われても、
それは不可能です。
料理が出来上がる頃には、他の皆さんの食事はすんでいることでしょう…。
どうしても、足りなくなってしまった場合には、
遺族が我慢をして、親族の方に譲るしか策はありません…。

一つか二つくらいは、余分を注文しておいてもいいかと思います。

・持ち込みはいいのか

葬儀場で葬儀を行う場合には、
葬儀社が提携している仕出し屋さんにお料理を頼むことになるでしょう。
そうなると、やはり葬儀社が仲介することによって、料理の値段は高くなります。
さらに、
ビールなどの飲み物も、葬儀場が用意すると信じられない価格になります。
旅館のビールが高いのと同じです。
料理の売り上げで、葬儀社はかなり儲けています。

そんな無駄なお金は払いたくない!
それなら「持ち込み」しか手はありません!
しかし葬儀社の中には、
自社の売り上げのために「持ち込み禁止!」としている所も多いものです。
私が働いている葬儀社もそうです。
が、実際にはビールなど「持ち込み」されているお客さんは多いです…
それを見つけても、黙認するしかない…それが現状です。

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