人件費、サービス料
目には見えにくい「人件費、サービス料」。
これもよく気を付けなければならない項目です。
葬儀社スタッフの給料はどこから回収されているのか…
おそらく、祭壇の値段の中に隠しこまれているか、「セット価格」の中に含まれているか…
まぁ、そういったところだと思います。
しかし、それ以外に「人件費」とか「サービス係」の項目が、
見積書の中に書かれてある葬儀社もあるかと思います。
これは何なのか…？
葬儀場で葬儀をするなら特にそうですが、
そこには必ず、親族や会葬者の方々の接待にあたっているスタッフがいると思います。
お茶を出したりしているスタッフです。
実はこのお茶出しのスタッフは、派遣スタッフであることが多いのです。
葬儀場に常駐していても、葬儀がない日は仕事もありませんから、
葬儀のある日だけ派遣会社から派遣されてくるスタッフがいるのです。
これは、葬儀社とは別会計です。
だから、見積書に「サービス係」などの項目があるわけです。
葬儀の規模によって、
こういう接待係のスタッフが何人必要になるか変わってきます。
見積りの時、説明を受けたのと同じ人数のスタッフがちゃんと働いているかどうか、
葬儀の日にはチェックしておいてください。
高い買い物ですからね。厳しい目でチェックしましょう。
「お客さんへの接待は自分たちでやるから、安くしてください。」
という無茶なことを言われる方が、たまにいるのですが、
葬儀場で葬儀をするなら、それはおそらく不可能だと思います。
自宅ならそれも可能でしょうが、葬儀場では勝手も分からないし、
どうしても葬儀社のスタッフの手を借りないわけにはいきません。
葬儀場で葬儀をするなら、
いっそのことお茶出しなどの雑務はスタッフに任せておいて、
遺族は葬儀のことだけ、故人のことだけに思いを集中させてもらえたら…
と、私は思っています。
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