故人の身のまわりに要るもの
通夜、葬儀・告別式当日がくるまでの間にも、
必要な物はたくさんあって、たくさん買うことになります。
主に故人の身のまわりに必要となる物だと思います。
故人を安置する際には、葬儀社は必ずドライアイスを用意してくれますが、
これだって費用がかかります。
1回分で1万円くらい。
さらに、安置をしたら枕飾りをしますが、その一式も買わなければなりません。
経机に、香炉、燭台、りん、線香、ローソクなどなど…
一式揃えて1〜2万円くらいですかね。
そして、故人の身の回りのことで、最も費用がかかるのが「湯潅(ゆかん)」です。
故人をお風呂に入れてさし上げ、服の着替えをし、髪形を整え、
女性なら化粧を、男性ならひげ剃りもしれくれます。
もちろん、体液が流れ出ないように鼻などの詰め物もきちんと処理します。
価格は7万円〜15万円くらいで、ちょっと高めなのですが、
湯潅をすると、故人の身体やお顔は本当にキレイに整います。
とっても喜ばれるご遺族もたくさんいらっしゃいます。
かと思えば、数日の内に火葬してしまうのだから、そんなにお金かけなくても…
というスタンスのご遺族ももちろんいらっしゃいます。
湯潅をした後に、着替えるための仏着も販売しています。
これまた種類も価格もいろいろ。
けっこう値がはるものなので、これも無理して買う必要はないですし、
生前に故人が着ていた服を着せてあげればいいと思うのです。
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